体癖から見る感受性

潜在体力を発揮するには、体の中に勢いを作らねばならない。その勢いのおこりは、一人一人の感受性によって違う。名誉とか名文とかの為なら勢いが出てくる人(※1)もいるが、他人に勝つ、負けるとなると体中の力が働き出す人(※2)もいる。しかし賭けるとトタンに強くなる人(※3)もいる。冒険とか新しいこととなると夢中になる人(※4)もいる。怒ったり泣いたり感情と一緒なら行動できる人(※5)もいる。勢いを体の中におこす方法は従って一人一人違う。その違いを知らないと勢いを喚びおこすことはできない。
体力づくりのことが世に説かれているのに体癖のことが誰の口にも上らないというのは人間を内側から見ることのできる人が少ない為であろう。しかし外からの知識だけでは人間のことはいつかつき当たる。体癖のことは人間の外と内を繋ぐ着手の処といえよう。

※1 名誉とか名文とかの為なら勢いが出てくる人 上下型(1・2種)
※2 他人に勝つ、負けるとなると体中の力が働き出す人 捻れ型(7・8種)
※3 賭けるとトタンに強くなる人 開閉型(9・10種)
※4 冒険とか新しいこととなると夢中になる人 前後型(5・6種)
※5 怒ったり泣いたり感情と一緒なら行動できる人 左右型(3・4種)

周りにいる人を思い浮かべると、ああ、そうだ。と思う。

私は前後と捻れ。昔、友達に恋愛の相談をしていた時こんな会話をしたことがあった。

とても好きな人ができたので「なんとかしたい。本当になんとかしたい。負けた気がする。」とぼやいて、なんとかこっちを振り向いて欲しくて心が忙しかった私。友達は「それって○○(私の名前)のオリジナルだよねぇ。。ホント。私だったら負けた気がするなんて思わないもん。どうしてそういう風に思うの?」

体癖の話題になると必ずこの会話を思い出す。

良い時も悪い時も、この捻れ型の感受性が私の人生を作ってきた。負けず嫌いで色々頑張った。その恩恵もあり、失敗も多々あり。なんで自分はこんなに苦しい(悔しいか?!)思いをするんだろうと悩むことはしょっちゅう。

この体癖を知っていればもっと自分のことも周りの人のことも理解できただろうし、いろんなことがスムーズに進んだだろう。。

以前スピリチュアルな教えにハマったことがある。オーラとか過去世とか感情とか、目に見えないものに興味を持った時期があって、感情については今も変わらず勉強中だ。当時は残念ながらそれを現実の生活にうまく生かすことができなかった。

でも今、野口整体に触れるようになってその理由がわかる。体がおざなりになっていたからだ。

野口整体を勉強したらオーラが見えるとか、そう言う話ではない。でもあの時に読んだ精神世界の本は野口先生の世界観を理解するベースになったかな、と思う。

スピ系から離れてしばらく代わり映えのない日々に物足りなさを感じていたけど、野口整体に出会ってからは日常の中にある小さなことを興味深く感じるようになった。

家族や友達、クライアントとの会話ややりとりなど、すべての人との関わりや環境に対して肯定的に捉えるようになったし、衝突するようなことがあっても以前のような苦しみ方をしなくなった。

センセイは人が生活していく中で苦しいと感じることは多分ずっとあるだろうけど、成長に伴ってその苦しみ方が変わる必要はあるかもしれないね、と言った。

苦しいと感じるのは感受性であって、そう感じる自分の中に答えはある。同じことが起こっても感じ方は人それぞれ違う。そういうことを野口整体、体癖はわかりやすく教えてくれる。

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