自分の体を信頼する

敏感肌ってよく言いますが。あれって世間では多分、弱いとかいう意味で通っているように見受けます。

整体では敏感というと良い意味で使われることが多いです。

整体の目的は敏感な身体を養っていくことだ とセンセイはよく言う。

例えば・・・やけどしたときにパッと手を離さなかったら大やけどします。転びそうになった時、サッと足が出ないと擦りむいたり捻挫したり怪我をします。

だから、敏感肌っていうのはきちんと刺激に反応して、いらないものを体がNO!と教えてくれてるっていうこと。過敏と敏感は違う。

病気もそうで、体が必要ないものを排出する働き。もう症状として現れている時は治りはじめているときだと野口先生もおっしゃっています。

もう何年も風邪をひいていません!というのも、本当に元気なこともあるかもしれないけど、風邪を「ひけない」状態(体が鈍って反応していない)ってこともあるわけです。

とはいえ、症状が出るとこれはなんとかしてすぐに治さなきゃ、と思ってしまうのが普通だと思います。

わたしもアトピーでどうにもこうにも八方塞がりで、センセイの先輩に相談したことがありました。その方はこう言ってアドバイスしてくれました。

「出ていることを悪いことだって思わないほうがいいね」

「出てもすぐ経過するようになるといいね」

と。

私「あー。」

これもまた勉強が足りん!と思った瞬間だったのですが、とっても救われました。

 

私は最近、やっと好転反応ということが体感的に理解できてきた気がします。

野口整体を薬や医療に頼らない治療法だと誤解されている方が多いようですが、ちょっと意味合いが違うなぁという気がします。頼らない(頼らないというと頼りたいんだけどっていうニュアンスがついてまわるような・・・)というよりは「必要ない」といったらいいでしょうか。

「体を信頼している」から外側からなにかを摂取したり施したりする必要がないのです。個人指導も自身の気づきを深めるためにあると私は思っていますし(毎回気づいていなかった自分の一面が見えるので)、活元運動も自分の内側から出てくる運動です。このことはまた別に書きたいと思います。

体は最適なペースで最適な治癒を自然に行っています。治るのに時間がかかるということは、それだけ時間が必要だということ。早く早くと私も焦っていた時がありますが、やはり数ヶ月、年単位で見るとかなり違います。

待つというのはとても地味です。簡単なようでなかなか難しいのですが、信頼が根っこにあることで待たされることから解放されます。積極的に待つといいますか。

これを少しずつでも体験すると、穏やかな時間が増えてくるし、何に対しても落ち着いて行動できるようになっていきます。家族やまわりの人間を信頼することにも繋がります。

深刻に考えたりしているときって、自分が勝手に不安な未来を想像していることが多い。でも今すぐにどうこうなってしまうことではない。

何かに不安を感じたとしても、じゃあどうすればいいのか。できることを探せる。適切に動いていける。必要以上に迷わない。何に対しても信頼するというのは大きな力になります。

私自身まだまだ身についたといえる段階ではないのですが、少しずつ根を張るように。何があってもあたふたしない、どっしりかあちゃんを目指していきたいと思います!